大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その8

退院してから1週間。

入院中のような、“日に日にみるみる良くなっていく”感はなくなった。
でも、少しづつ少しづつ、回復はしているかなって思う。

肺活量も徐々に戻って来てはいるかな。

重たいものを持ったり、バンザイしたりはまだ出来ない(;^^A
まだ猫も抱けないぜ;
ラッシュは危ないので、通院へもタクシー。

リハビリの散歩は、昼間はちょと怖いw
若者が結構なスピードで狭い道を自転車で走ってたりするので、
ぶつかりそうでw
そんなこんなで気疲れしちゃうので、散歩は基本、夜にしてる。


寝返りうてないし、うちにはリクライニングベッドもないので、
寝るのがちょっとしんどいかなw
ずっと仰向けで寝てると、背中が痛くなっちゃって(;^^A
背中が凝りっ凝りですな(;^^A
いったん起きて、すっごい軽いストレッチして寝なおすとかやってる。
ずっと寝てても背中痛くなる、起きてたら起きてたらで痛くなるって感じで、
今いちばん大変なのはこれかな(;^^A



退院して2週間。

いやーまだ無理しちゃいけなかった。
いや無理はしてないか。調子に乗っちゃいけなかった(;^^A
リハビリの散歩兼ねてレンタルビデオ屋さんやらなんやらに行ってみちゃったらば、
風邪をもらってしまった模様。

そしてがっつりこじらせた。

また寝込む羽目に。とほほ(TT)

手術したばかりで体力が落ちてるんだから、
あまり人の大勢いるところには行かず、
もう少し大人しくしていなければダメだったね; 反省;


でもでも術後の経過は順調です。

同じ病気で悩んだり苦しんだりしている方の、
少しでも参考になればと思い、入院から術後まで簡単にまとめてみました。
医学の進歩は素晴らしいです。
弁置換手術の成功率もすごい高いです。
術後の大変さに思わず「これ本当に良くなるの?」と不安になってしまうこともありますけども、
確かに良くなってきます。
大変なのは、本当にわずかな時間だけ。
人間の回復力には驚かされます。
乗り越えられますよ!

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その7

入院9日目。

退院日も決まり、術後の検査結果やら経過やらも順調。
この日は専門学校のときの同級生がお見舞いに来てくれた(*´v`*)
高級なお菓子の差し入れまでもらってしまって!
ありがとありがとおおー!

骨折熱はずーっとつづいてたんだけど、
時間によっては36度台の平熱のときもでてきた。

管が取れてからはシャワーは毎日浴びる。
傷の消毒代わりなんだそうで(・・)
お風呂だと菌が湯船に溜まっちゃって、傷口から感染する恐れがあるからダメらしいんだけど、
シャワーは洗い流してくれるからって。
ボディーシャンプーをしっかり泡立てて、洗顔するよりも優しく、泡で傷口を洗います(笑

夜。
術後ずーっとアイスノンを、温くなったら変えてもらってという感じで借りてたんだけど、
平熱だったので返した(・・)ノ
元気になってきたもんだー。


そんで入院10日目!

朝からいろいろ検査をし、リハビリをしー、
退院!
お世話になりました! 順天堂医院!
お世話になったすべての先生、看護師のみなさん!
お見舞いに来てくれた家族、友人のみなさん!
応援してくださったみなさま!
本当に本当に、
本当にありがとうございました!!

トイ・ウォーズ。

以前、みなさまからの熱い応援、清き一票をいただいて合格することが出来た、
『トイ・ウォーズ』!
その節は本当に本当にありがとうございました!

さて、そのトイ・ウォーズ!
ついにやまなかの声も実装されますー(*´▽`*)!
事務所の後輩、近藤唯ちゃんの声も!

新たに実装されるストーリーシステム!
楽しんでね♪
http://www.toywars.jp/campaign/castvoice2/

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その6

入院7日目。術後4日目。

お腹の管が全部取れ、点滴の針も取れ、すっきり身軽に!

痛みも、痛み止めが効いてる間は、力を入れたりなんだりしなければほとんど感じなくなり、
痛み止めが切れてる時間でも、安静にしてる分にはそんなに大変じゃなくなった。

そして術後初めてのシャワー浴びられた!
いやぁ、気持ちよかったああ!


入院8日目。術後5日目。

お見舞いには家族。そんでシャワーもまた浴びたw
シャワーから出たら、河野裕さんがお見舞いに来てくれてた。
僕もずいぶん元気になってきたところだったので、ロビーでお話しが出来た(*´v`*)

その後に、事務所のマネージャーさんも来てくれて、
そのちょっと後に、デスクさんも来てくれた(*´▽`*)

ほんとにありがとおお!!


管もなくなったもんだから、リハビリもはかどるw
このあたりからは、ほんっと体が楽になった。
ICUから一般病棟に戻ってきたとき、看護師さんに、
「やまなかさん、この2、3日だけですから大変なのは! がんばりましょうねっ!」
って言われたんだけど、ほんとにそうだった。
2、3日耐えれば、こんなに楽になるんだね><!

空いた時間にロビーまで行って、
窓から外の景色を眺める余裕なんかも出来てきた。
僕が入院したのが、ちょうど桜が満開な時だったから、
入院して一週間でも、季節の移り変わりを感じたなぁ。

夜は、リクライニングベッドの背もたれをかなり倒し目にして、
ようやく横になって眠れるようになったって感じ。
3時間くらい意識飛んでる時間があったので、眠ってた模様。
だんだん眠れるようにもなってきた。

寝返りうてないから、背もたれをちょっと起こしてみたり倒してみたり。
そんな感じで夜を過ごした。

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その5

入院6日目。術後3日目。

この日のどっかで、ふと、
「あ、この体勢、呼吸も痛みも楽だ」
というところが見つけられた気がしたの(・・)

でもそれ、体勢じゃなかったぽい。
そこからどんな体勢でも、呼吸も痛みも前日や前々日とは比べ物にならないくらいマシになった。
「これ、ほんとに良くなるの?」っていう気持ちがなくなった。
「2、3日でこんなに楽になるんだぁ」って、人間の治癒能力に感心した。
熱はまだ37度2~7分くらいをふらふら。

お腹から出てる3本の管も1本取れて、ちょっと身軽に。
体感では、ずいぶん楽になった気がした。


お見舞いに家族。
みかんとか、でこぽんとか、オレンジとか、差し入れでいただくんだけど、
とにかく果物がおいしくてね。体が欲してるんだかなんだか(笑
これ、すごい助かった(^^)


食事もほぼ完食出来るくらいになり、
術後麻酔から覚醒してからまったく取れなかった睡眠も、
2時間とか3時間とかだけど、眠れるようになった。

心底ホッとした日。

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その4

で、入院5日目。

痛みと息苦しさは相変わらず。
「これ、、、ほんとに良くなってくるの?」
とか、
「この苦しみがずっとずっと続くんじゃないだろうか・・・?」
とか、結構絶望感いっぱい。
それでも前日よりは動ける感じ。トイレにも付き添いなしで行けるようになり、
食事もお昼から食べることに。
半分以上食べられたら点滴がいらなくなるってことで頑張ったけど、
3分の1も食べられず;

お見舞いに、家族と、
プロダクション・エースの原田晃さんと水野くんが来てくれた!
体調しんどくて、ろくに会話もできずに、ほんとーに申し訳ない;
でも嬉しかった! いやほんとありがとう!


晩御飯は、頑張って半分食べた! 点滴が外せた!


そしてその日の夜も、前傾姿勢で楽な体勢を探りつつ、
眠れることなく時間が過ぎていくの待つのでした・・・。

とほほ・・・(TT)

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その3

そんなこんなで入院4日目突入。

一般病棟に戻ったばかりの10:30頃は、まだ痛み止めの注射が効いてて少し落ち着いてた。
さっそくリハビリでちょっと歩いたりなんだり。

食欲はまったくないので、食事を取らなくても大丈夫な点滴を。

胸骨を切ってるわけなので、骨折状態なのよね。
だから熱が出るの。
ICUで一度39度5分まで上がって、一時はどうなることかと思ったけど、
このときには37度7分まで下がってた。

お昼頃にまた痛みと息苦しさに襲われて、ロキソニン。

家族がお見舞いに来てくれたけど、僕は痛くて苦しくてベッドテーブルに突っ伏しっぱなし。
ちょろっと会話したくらい; 申し訳ない;
横になると胸が広がるからか激痛なので横になれない(;^^A
リクライニングベッドを立てて背もたれ作って寄りかかってみると、息が苦しい。
結局ずっと前傾姿勢でしかいられなかった;

18時頃にもまたロキソニン。

それでも消灯時間の21時頃にまた息苦しさと痛みで思わずナースコール;
18時にロキソニン飲んだばかりだから・・・と諭される。
どうしても我慢できなくなったらまた呼んでくださいと言われる。
きっとまた呼んだらモルヒネなんだな・・・なんて思ったり(;^^A

結局ずっと前傾姿勢のまま、少しでも楽な体勢を探りつつ、時間が過ぎていくのを耐えて待つ感じ;
でさ、熱と痛みで吐き気までしてきてね;
吐き気止めの薬を点滴してもらったんだけど、痛みからくる吐き気だからか、
あまり楽にもならんのよね;
ゲーゲーえづくんだけど、えづくとまた胸に激痛;
同室の皆様ほんとすんません; 消灯後にこんな呻いてて・・・

なんて考える余裕もなかったり・・・○rz


0時頃、看護師さんが、ロキソニンもう処方できる時間経ちましたよ!って顔出してくれた。
すごくホッとした。飲む。
しばらくして多少落ち着いた。初めて背もたれに寄りかかれた。
結局また一睡もできなかったけど、少しは休めたような気がした。

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その2

ぼんやりと目が覚めた。ICU。

よかった、ちゃんと目が覚めた・・・
というホッとした気持ちが湧き上がってきたけど、
すぐに胸の激痛でそれどころじゃなくなる(笑

「聞こえる?」
とか、先生が僕の手を握って、
「力入れてみて」
とか言ってるのが聞こえた。
「まだ眠そうだな。目が覚めたアピールしてみて」
なんて声も聞こえた(笑

「ご家族の方は、19時○▲分頃に面会されて、帰宅されました」
って聞こえた。
○▲の部分は、意識が朦朧としていたからか、よく覚えてない。

このときは、、、21〜22時くらい?
意識を失ってから、7、8時間経ったのかな?


痰をしっかり出さなきゃいけないってことで、
最初は看護師さんが気管の痰を吸引してくれてたんだけど、その吸引具で咽せまくる僕。
咳すると胸は激痛。でも咽せてるから咳止まらない。涙ぼろぼろこぼれる。
先生の、
「頑張りすぎだから、ちょっと落ち着くように言って」
と言う声が聞こえる。
看護師さんの、
「咽頭の方の痰で咽ちゃってるんです」
という声が聞こえる。はっきりしない意識の中、
『気管の痰だけじゃなく、その咽頭の痰も吸引していただくことは無理なんすかね・・・;』
とか思ってた(;^^A 無理なんでしょうね(;^^A

自分の肺で、ある程度呼吸が出来るようになってきたからということで、
酸素マスクが外される。

が、苦しい。
とにかく息苦しい。ほんとに肺動いてます?ってくらい苦しい。
どうやらこれは、息を吸うと胸の傷口が痛むため、
深い呼吸が出来なくて呼吸が浅くなってしまっているためらしい。

痛み止めだよっていって看護師さんが注射を打ってくれた。
たぶんモルヒネ。 、、、いや、わかんないけど;
痛みも呼吸も、少しだけ楽になった。


このとき、鼻から食道に管、首から管、お腹から3本の管、右手から管と点滴、尿道に管。
まったく身動きとれないの。体動かしたくても動かないのよ。びっくりした。
寝返りさえうてない。


鼻から食道に入れてる管が取れて、また少し楽に。これが1時頃。
少しだけ水を飲ませてもらう。

4時頃、痛み止めが切れたのか、息苦しさが強くなった。痛みも半端ない。
真面目に、『耐えられない』って思った・・・;
ここでロキソニンを飲ませてくれた。

10時前頃、今までを上回る息苦しさに襲われた。
両手が痺れ、口が痺れるくらいに息苦しい。 死んでしまうって思った;
体内酸素量は足りてるから酸欠というわけではないらしい。呼吸が浅いから起こってるみたい。
3度看護師さんに訴えたら、痛み止めの注射を打ってくれた。
きっとモルヒネ。 、、、いや、わかんないけど;
少し落ち着いた。

首と右手の管を取った。
静脈、動脈に入ってた管なもんだから、血がなかなか止まらない; 特に首;
尿道の管も取った。
10時20分頃、車椅子で、ICUから一般病棟へ。

結局一睡も出来なかった。
ICUでの辛さ、苦しみは、地獄だった。。。
出来れば二度と味わいたくない。
でも僕が入れた人工弁は生体弁。
10〜15年後くらいには再手術をしなくちゃならない。

・・・目眩がしてくるぜ;

大動脈弁閉鎖不全症とぼく・その1

4月7日に順天堂大学医院に入院、9日に手術してきました。
弁置換手術という手術ですね。

応援、励ましのお便りをくださったみなさま。
お守りを贈ってくださったみなさま。
千羽鶴を贈ってくださったみなさま。
メッセージカードを贈ってくださったみなさま。
ブログやツイッターで応援メッセージをくださったみなさま。
影ながら応援していてくださったみなさま。
本当に、本当に、本当にありがとうございます!
おかげさまで、無事手術も成功し、
やまなかはこうして、元気にやっております!
本当にありがとう!

お仕事の復帰はもう少しだけ先になるけど、
リハビリ頑張って、早く芝居できるようになるよっ!


そんなこんなで、10日間の入院をしてまいりました。

入院初日と2日目は、僕の体調自体はいつも通りなのでなんてことない。
先生も看護師さんも、すっごい良い方達ばかりだった。
しかも個性的で面白い! いろんなタイプの素敵な先生と看護師さん達。
人としても役者としても、とても良い出会いに溢れてた(笑
みなさまがみなさま、自信を持っていて、輝いていて。
個性的な方々ばかりだけど、ぶつかり合うことなく、チームワーク良くて。
ありゃあすごい! すごいよみなさまっ!

病院食もおいしかった。
これで一食300円以下か、、、安いな! 余裕の完食。


入院3日目、手術日。
0時から絶食なんだけど、食べなくても栄養取れるっていう点滴を、
朝から手術前の14時頃までずっとつけてた。
すごいね、アレ。食べなくても空腹感もないのね。

13時50分。
家族に見送られ手術室に入室。

徒歩で(笑)

ストレッチャーで運ばれたりとかじゃないのよね。
徒歩で手術室入室だったのよね(笑) まぁ元気だからね!

緊張しながらも、おぉ想像より広いな!とか、
いろんな機械があるな! とか観察しつつ、手術台に横になる。
「太い針の点滴入れますから、まず手に局部麻酔しますねー」
と麻酔科医さん。
針のチクって痛みが来る!と思って目をつぶる僕(笑
局部麻酔終わったらさっそく、
「じゃあ点滴入れまーす」
ここでまたチク。そしてすぐに別の先生が、
「ちょっとぼうっとしてきたかな?」
って声かけてきた。
え? そんなことないような、、、? と思って目を開けたら、

くらっとした。

おお、すげえ、ほんとだ。ちょっとぼんやりしてきた。なので答える。
「そうですね、少しだけ」



・・・そっから先の手術室での記憶はない。



「少しだけ」の後、一気に意識を失っている模様。
全身麻酔ってすごいね。。。

いよいよ近づいてきたわー!

いやはや、もうすぐ入院ですわ! もうすぐ手術ですわ!

近頃わりと平然としてたんだけど、
さすがにちょっと緊張してきた(;^^A
怖ぇ(;^^A

難しい手術でもなく、そうそう失敗する手術でもないみたいなんだけどね!
先生方も本当に本当に信頼出来る方々ですし。

声優として大きな足跡残したいし、
やり残したことたっくさんあるし、
両親より先に逝くなんて親不孝したくないし、
ぶっちゃけ、体験版分だけ収録して、本編まだ収録してない役とかもあって、
真面目にまだまだ死ぬわけにはいかない(笑)
まだまだ生きていく気力に満ち溢れていますけども。


満ち溢れていますけどもー、
人間のすることなので、万が一ということもありうるということも理解しておりますです、はい。
それで万が一、僕の命が来週終わってしまったとしても、
僕は声高にいえます。「悪くない人生だった」と。
こう言えるって本当に幸せなことですね。
これも、僕の周りにいてくれる家族、友人、仲間達のおかげ。
なんか悩んでばかりで、もやもやの連続の人生だったなーなんて思いもあるのだけども、
僕は人間関係に恵まれていて、本当に素敵な人達に囲まれて生きてきたなって思う。
本当に感謝。本当にありがとう。
みなさまのおかげで、僕は本当に幸せな人生を送れています。


いやいや死なないけど! 死なないけどね!?
前述の通り、まだまだやり残したことたくさんあるし、死なないけどもさ。
僕は責任感強い方だと思ってるんで、やり途中の仕事を残して死ねん!って感じだけどもさ!

幸運にも僕は、夢を与える仕事をすることが出来ているわけだから、
まだまだ生きて、もっともっと人に夢を与えていける存在になりたいね。
落ち込んだとき、僕の声を聴いて元気になりました!とかさ!
悩んでるとき、僕の声に励まされました!とかさ!
憧れて、声優目指し始めました!とかさ!
いつも笑顔にさせてもらってます!とかさ!
声優なんだから! そういうとこ目指していかんとね!


手術して治っても、今までとまったく同じとはいかなくて、
一生薬を飲み続け、怪我に細心の注意を払わなくてはいけない道か、
薬は飲み続けなくても大丈夫だけど、約10年毎に再手術を受け続ける道か、
選ばねばならないこととか、
どちらにしろ、今よりは感染症にも気をつけていかねばならないとか。
そういうの考えちゃうと、わりと結構ブルーにもなるのだけど、
命あってのものだしね。
なんにせよ治るんだし、とてもラッキーなことだよな。
前向いていかねばね。後ろ向きになってちゃ人に夢を与えることもできんよな。


だらだらとただただ書いてしまったwww
とにかく本当に、みなさまに感謝! 感謝! 感謝! ありがとう!
いろいろ、頑張ってきます! いってきます!